ポルトガルとイタリアの城

　＊このところポルトガルやイタリアにはまっている友人から城の写真をいくつかもらったので、それらをちょっと紹介してみることとしたい。

　




ベルサイユ宮殿を参考に建築図面を書いたというローマ近郊にあるカゼルタの王宮。
　

　ナポリ（イタリア）の港に建つヌーボー城。

　
マテーラ(イタリア）のトレモンターノ城
　今は駐車場の脇に見捨てられているように立っている。

　ベレンの塔(ポルトガル）
　リスボンの港からティジョ川を少し下った川辺にある。小さいが立派な城郭である。リスボンに出入りする船の監視と港の警護のための砲台でもあった。中には水牢などもあるという。
　１５１５年、マヌエル一世によって起工されて、１５２１年に完成したという。ルネッサンス、アラブ、ゴシックなどの建築スタイルを取り入れたマヌエリックスタイルと呼ばれる様式の建築である。
その他、ポルトガルにはこの手の宮殿も多くあるらしく、リスボンでは、サン・ジョルジェ城（これは壊れたままだけど大きい）、アジュタ宮殿、マルケゼス・デ・フロンテイラ宮殿、
リスボン近郊では、シントラの王宮、ペーナ宮殿、ケルース宮殿、パルメラ城、
等々、小さなものがたくさんあるということである。
　現在は、その多くがポザーダと呼ばれる宿泊施設になっているということで、これは要するにシャトーホテルみたいなものかなあ。
　また、オビドス（ここは小さいけれど美しい村）のように城壁に囲まれ、15世紀の城がポザーダになっているところもあるということだ。（ポルトガル語はよく分からん・・・・）
　
　ポルトガル、特に夏のコスタ・アズール（青い海岸）の色はすばらしいということなので、行って見たいなよその海、と思ってしまったのであった。

大竹屋旅館